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えもいわれぬ佐野文哉

えもいわれぬとは「言い表すことも出来ない」ことを表す言葉で、言語化出来ない程良きものを感じてしまったときに使う言葉と解釈しています。

現代において、この言葉が最も似合う人物に出会ってしまいました(私調べ)。それがOWVというグループに所属する佐野文哉という人物です。佐野文哉がどれほどえもいわれぬ人物かということを知っていただきたく、このブログを書いています。

 

 


佐野文哉とは

山梨県出身、1997年5月25日生まれの24歳(2021年5月25日現在)。2019年、大学4年生でダンサーとして活躍しているときにPRODUCE 101 JAPANというオーディションに参加し、残念ながら脱落。その後OWVのメンバーとして活躍をしています。
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なんでこんなに顔が赤くなっているかというと、ザクロとかトマトとか食べていたからです。デビュー曲で佐野文哉にザクロ&トマト食べさせた人、天才なのかな?

 

ちなみにこちらがデビュー曲『UBA UBA』


OWV - 「UBA UBA」Music Video - YouTube

 


OWVとは

PRODUCE 101 JAPANのオーディションに参加し、残念ながら脱落してしまった練習生4人で結成された吉本興業所属のグループ。グループ名は「Our only Way to get Victory」の頭文字を取っています。オーディション脱落者が同じ事務所(厳密に言えば違うけど吉本という大きい枠で括っておく)でデビューするという、モーニング娘。を彷彿させるハロオタ的には熱い展開。


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メンバーは①皆の兄貴ダンサー本田康祐、②天然ラッパー中川勝就、③ひょうきん歌うま浦野秀太、④えもいわれぬ佐野文哉、というなんとも個性豊かな面々。4人だから覚えやすい!歳を重ねるにつれて新しいものを覚えることに自信が無くなっていく私、やったね!しかも全員下積みを積んで22歳過ぎてのデビューだから安心感と安定感が半端ない。V6デビュー当時のトニセンかよ。吉本アイドル部門のアダルトチームって呼ばれるぞ。そんな安心感が仕事に忙殺される私には必要だったんです。ありがとう、ありがとう。

 

ちなみにセカンドシングル『ready set go』では佐野文哉氏、ニットでお風呂に入って本を読んでいます。風邪をひかないか心配になっている間に、艶かしい開脚ダンスで瀕死状態になるので要注意。大人のアイドル恐るべし。


OWV - 「Ready Set Go」Music Video - YouTube

 


さて、ハロプロファンにとってもV6ファンにとってもどうやら魅力的らしいOWVに所属する佐野文哉氏が、どれほどえもいわれぬ人物なのかつらつらと述べていきましょう。



魅力①えもいわれぬ歌声

序盤からオーディション番組を見ていたのにも関わらず、私が佐野文哉に気付いたのは割と遅い段階で、100人から60人に絞られた後のグループバトルでのことでした。
グループバトルは2週に分かれて放送され、佐野くんがパフォーマンスする東方神起

Why組は放送が2週目のグループでした。放送よりも先にチッケム(ある1人しか映らない、いわゆる推しのソロアングル)がYouTube上で公開されました。Why組の誰かのチッケムを見ていた時に耳に入ってきた「なんでなんでどうかしてるよ」「愛した方が罪か」「愛す憎むそれは裏表」と歌う声に心を奪われてしまいました。

それまで私は、佐野文哉という人物は川尻蓮くんとポジションバトルで戦うくらいダンスが上手い人という認識でしたが、申し訳ないことにそれ以外は練習を覗き込もうとする姿がかわいい短パンの人くらいにしか思っていませんでした。だから、歌声がこんなにすごいなんて思ってもいませんでした。こんな逸材を逃していたなんて、佐野文哉の魅力に気付かない鈍感な人でした。100人から60人に絞られるとき、投票し続けてくれた方、ありがとうございます。あなた方がいたから私は佐野文哉にWhyで出会えました。

本編を見ると急に気になったことに納得をしてしまいます。Why組には我らが菅井先生が歌を指導していたのです。菅井先生に「今までの自分を破壊するようにやったら間違えても10万票入ります」と言わせた佐野文哉にものすごい才能を感じましたし、実際ステージでの歌声は私の心を奪い、佐野文哉の歌唱部分を何度もリピートしていました。

今はYouTubeの動画が公開停止になってしまっています。とても辛い。しかし、GYAO!ではPRODUCE 101 JAPAN SEASON1が2021年6月30日まで見れるので、菅井先生と佐野文哉のストーリーとパフォーマンスだけでも今すぐ見てほしいのです。#7 part4だけでも見て!サムネの佐野文哉まじで麗しいから。

 

 

魅力②えもいわれぬビジュアル

佐野文哉といえばそのビジュアルもチャームポイントの1つです。

ビジュアルに心臓を鷲掴みされたのはコンセプトバトルでの『Black Out』でした。真っ暗な衣装に映える透明感のある肌、闇に溶け込む冷静と情熱の青髪…、これ以上ない麗しい映像です。

この曲のラスト「So Black So Black...」で当時発狂した呟きをしていました。

こんなに色気と麗しさと儚さが共存することなんてあるのか?奇跡じゃないか。

 

『Black Out』は致死量の色気にご注意を。


PRODUCE 101 JAPAN|♫Black Out@#9 コンセプトバトル - YouTube

 

皇族と見間違うようなロイヤリティ溢れる麗しさ、霞に溶けて消えてしまうような儚さ、街の雑踏に溶け込むのに埋もれない輝き…。どんな風景にも溶け込み、その場に居るだけで絵画、作品として成立してしまうため、タイムラインに流れてくる全ての画像にいいねを連打してしまうほど素晴らしい画像のばかりです。


この、えもいわれぬビジュアルは私が清少納言として生まれていたら、思わず枕草子を変えてしまうくらいのものです 。

 

春は佐野。どんなに寒くても「長かった冬もそろそろ終わりそうですね。」と言われたらそれは春。満開の桜の木の下で佇んで居る姿を想像するだけで10万票入ります。
夏は佐野。浴衣に狐のお面なんか被ってたら鼻血もの。りんご飴あげる。
秋は佐野。終電を急いでたのに「足、大丈夫?」なんて階段で振り返られたら卒倒。
冬は佐野。山梨から見る富士山の雪化粧、まじで良いよね。佐野文哉を冷やす寒さ、てめぇだけは許さん。

 


魅力③パフォーマンス

色気と麗しさと儚さの共存が彼の魅力かと思っていましたが、それは私の大きな勘違いで有ったとOWVデビュー後に気付きます。OWVデビュー後に私が見たのは、猛々しさと色気が共存する世界。

 

あなた どこに そんな 野性味 隠し持ってた…

私 そんなの 知らないんだけど…


実は佐野文哉という人物は、とにかく実戦でダンスの実力を伸ばしたようで、オーディション時点でダンス歴2年くらいだったそうな。HUNTER×HUNTERのゴンとキルアかよ!!カイトも「実戦向きだな…」って言っちゃうよ。ダンススクールのエリートかと思ったら、実は野生のダンサーでした。兵団のエリートかと思ったら実はスラム街出身だったリヴァイ兵長の生い立ちを知った時くらい衝撃を受けました。

 

あなた、関節人の倍有るだろ!って突っ込みたくなるくらい可動箇所が異次元で、重心そこまで下がんの!?って言うくらい安定した体幹を『Roar』のDANCE PERFORMANCEで体感してください。


OWV - 「Roar」Dance Performance Video - YouTube


迷うわ~ ジェントルなの?ワイルドなの?どっちが好きなの~?

╲どっちも好きです!!!!╱

 

 

終わりに

私はオーディションの脱落という経験をして、佐野文哉という人物のことがめちゃめちゃ好きだということに気付かされました。ファイナルで『YOUNG』踊って青シャツの胸元開いて発狂してなかったっけ?『Grandmaster』でBOOM BOOM BOOMって踊ってなかったっけ?と偽りの記憶を作るほどに脱落を信じられませんでした。

離れてわかったのです。こんなにも好きだったということを。

 

OWVが結成され、佐野文哉が表舞台で活躍出来ること、表舞台に出る選択をしてくれたということに感謝しかありません。

狂喜乱舞してピザまで頼んでしまいました。

赤飯が好きな食べ物と聞き、誕生日に赤飯を作りました。

佐野文哉狂わされ、えもいわれぬなんていつもは使わない言葉を使い、枕草子もどきまで書いてしまいました。本当に罪な男です。

 

だけど、こんな風になっちゃうのは文哉が好きだからよ!!文哉が好きだからよ!!(松浦亜弥『ね~え?』より)

 

24歳のあなたにも狂わされる覚悟です。

えもいわれぬ佐野文哉楽しみにしています。