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アンジュルム concert 2022 autumn final ANGEL SMILE武道館感想

2022年11月30日有給休暇を取りました。17時45分からCSテレ朝チャンネルアンジュルムの武道館公演の生中継があるからです。まあ、有給休暇の申請時にそんなことは言いませんでしたが。

17時15分終業の私は、終業後即退勤すればこの中継に間に合う可能性は高いです。しかし、「何が起こるかわからないそれが人生だ」とアンジュルムの歌で学んできた私は、有給休暇という確実に間に合う方法を選択しました。公演が終わった今、あえて言いましょう。有給休暇を選択した私、よくやった。一秒でも一瞬でも見逃したら後悔していた、そんな風に思わせるほどエネルギーと感動に溢れた公演でした。誰かが卒業するわけでも、驚くような発表があるわけでもない(本当はアルバムの発売を期待していた・・・。)のに、こんなに胸が熱くなるなんて予想だにしませんでした。この感動を覚えておきたいけど日々の記憶力の衰えには抗えないため、印象的だった部分を書き残しておきたいと思います。


美しいアンジュルム

まず、美しいアンジュルムに驚きを隠せませんでした。

上國料萌衣ちゃんが巻き巻きのツインテールで『ハデにやっちゃいな』の第一声を歌い始めたときには、美しさに驚きすぎて一瞬時が止まりました。『俺の考えた最強アイドルが武道館に立った件』的なライトノベルが発売されてもおかしくないほどの異次元の美しさ。画面を通してもこれ程の衝撃でしたが、あの美しさを生で見た皆さん、生きていますか?ソロパートを歌っているときの決めの表情のかっこよさ美しさもさることながら、『ミステリーナイト!』の2番のBメロで竹内朱莉ちゃんが「ひとつ残らず私なの」と歌っているときにひょっこりはんの如くチラッと映った上國料さんの美しさがお人形のように美しかったので、見逃し配信でご覧ください。ひょっこりはんがこんなに美しくていいんかい。いや、悪いことはないけど。


そして、『ミステリーナイト!』といえば川名凜ちゃんです。ハロ!ステでラストの「未来はミステリー」を歌い上げたのを見たときは、サッカーワールドカップで日本がドイツに勝ったとときに匹敵するほど強くガッツポーズをしました。


【ハロ!ステ#452】アンジュルム「ミステリーナイト!」Juice=Juice「「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?」キッチン&胸に響いた歌詞発表会 MC:工藤由愛&遠藤彩加里 - YouTube

ハロ!ステ#452 2:55〜アンジュルムミステリーナイト!

 

その歌声がさらに突き抜け、歌い終わりに妖しくニヤッとした表情と爪痕を残していきました。ケロンヌ、恐ろしい子・・・!川名凜ちゃんの後れ毛みつあみハーフアップと目元強めのメイクが中華美人スタイルでとても似合っていて大変美しかったです。


かわいいアンジュルム

今回はスマイレージの曲も多くて、めちゃめちゃにかわいいアンジュルムが見れて幸せでした。
そのなかでも『愛すべきべき Human Life』と『スキちゃん』を繋げたセットリストを考えた人はまじの天才だと思います。自分に晴れ舞台があったら退場時の曲をこの2曲にしようと決心したくらいには最高の並びです。アイドルがにっこにこで歌って駆け回っているだけで幸せな気持ちになるのは何故なんでしょうか。どなたか研究論文あることご存じでしたら情報求めています。
この2曲が幸福度を高めている理由は竹内朱莉ちゃんと橋迫鈴ちゃんのじゃれあいです。『愛すべきべき Human Life』のアウトロで竹内朱莉ちゃんがぶんぶん振り回し、HUNTER×HUNTERのフィンクスが如く力を増強して何をしているのかと思えば、橋迫鈴ちゃんと殴り合っているではないですか。更に『スキちゃん』では「ねえそんな顔を見ないでよ」の歌詞でメンチを切りあっている二人・・・。このたけりんの子犬のようなじゃれあいを愛しいと言わずに何を愛しいというのでしょうか。ああ、胸がいっぱいです。
このライブでは、スキちゃんスキちゃん○○がスキちゃんのコールのお手本をしてくれたので、発声OKライブに参加するときには絶対に復習してから参加したいと思います。


かっこいいアンジュルム

アイドルだけどカワイイだけじゃない、それがアンジュルムです。
『私、ちょっとカワイイ裏番長』での為永幸音ちゃん、松本わかなちゃん、川名凜ちゃん、平山遊季ちゃん、橋迫鈴ちゃんの年下組で構成された橋迫軍団の煽りのかっこよさと輩感にテンション爆上がり&年下組の成長に涙が止まりませんでした。泣く曲じゃないのに、気持ちは最高潮に楽しんでいるのに、なんで私は泣いているんだ・・・?と感情がコントロール出来ない不思議な感覚になりました。あんなに初々しかった子達が、こんなにオラついて観客を煽るようになったんだなあと、感慨深くなったのでしょう。しかし、平山遊季さんにおかれましては加入して1年経っていないとは思えないほどの貫禄と迫力に驚きを隠せませんでした。あんた、すげえよ・・・。
『限りあるMoment 』を歌っているときのかっこよさはオラついているかっこよさとはまた異なる、覚悟と使命感を背負っているかっこよさがあります。いうならばヒーローが地球を救うために敵と立ち向かったり、誰かの幸せのために心血を注ぐような熱量が歌声と画面から伝わってきます。もともとフルパワーなのにさらにギアが上がったように感じる歌声と表情です。あ、これがプルスウルトラってやつか。涙目で表面張力で耐えているのに伊勢鈴蘭ちゃんの「それだけ」の切実な一言にいとも容易く決壊します。
アンジュルム強すぎて、私には全員武将に見えてきました。君たち全員戦国無双に出てたやろ。通りでキャラ立ちしているわけだ。

 

歌姫なアンジュルム

『私の心』を向かい合った円になった時点で勝ちは確定しましたが、短いソロパートを感情のリレーのようにしっかり繋ぐ歌い方に、優勝を確信しました。溢るる感情抑えちゃならんのさといわんばかりに切なくて切なくて心が擦りきれそうな、張り裂けそうな心情を歌声と表情で伝えるアンジュルム、役者だなあ。これはミュージカルか?と感じるほどに感情が表現されていました。
『Piece of Piece~しあわせのパズル~』では、アンジュルムという個性だらけのグループのユニゾンがこんなに揃ってひとつの歌声に聴こえるのかが不思議で仕方がありませんでした。気持ちを込めようとするとそれぞれの歌い方になって、気持ちがこもるからこそバラバラに聴こえることもあり得ますが、アンジュルムの歌声はひとつなのです。涙涙のMCの後にこの曲でしたが、リーダー竹内朱莉ちゃんが歌う前に「心を込めて歌えますか?」とメンバーに問いかけた様子が歌に対するグループの思いを感じました。歌に対する思いを共有すると歌声が一つに聴こえるのでしょうか。
大サビのメンバーのユニゾンとリーダー竹内朱莉ちゃんのフェイクは圧巻という他なく、会場全体がアンジュルムの歌声に魅了されている様子が画面越しでも伝わってきました。盛り上がる曲でなくても会場を一つにすることって出来るんだと新たな発見です。

 

 


改めて、このたった2時間弱で美しいもかわいいもかっこいいも出来て、さらには歌姫にもなれてしまう変幻自在なアンジュルムさん、まじで何者なんだと不思議でなりません。あ、超人か。

MCでの橋迫鈴ちゃんや佐々木莉佳子ちゃんが語った熱い思いのように、歴史を受け継ぎ、さらに発展しようとお互いを思いやる姿は最高のグループの形でした。川名凜ちゃんが「アンジュルムにいる私と共に世の中が成長するといいな」と言っていたので、私も成長できるように頑張りたいと思います。


アンジュルム様におかれましては、熱いライブをありがとうございました。早く会場でサイリウムを振ってコールする日常になるように願っています。

 


さて、事務所の方におかれましては『もう一歩』の良さを再確認出来たことと思いますので、フルサイズでパフォーマンスする機会を作っていただくようにお願いします。もう一歩大好き芸人こと私より