拝啓 嗣永桃子様
ももち、15年間のアイドル生活お疲れ様でした。6月30日も馬鹿みたいに泣いたのに、時間が立ってもワイドショーを見る度、曲を聞く度、DVD MAGAZINEを見る度、何度も何度も涙が流れます。まだまだ引きずりそうです。
ももちがこの文章を読むことはないとわかりながらも、ついつい書いてしまいます。自己満足というものです。
最後の最後までももちという最高のアイドルを見せてくれてありがとうございます。最後のコンサートは演出・主演ももちの素晴らしい舞台であり、朝雨を降らせたのもライブで止ませたのも夕日がやけに眩しいのも一面ピンク色の綺麗な光が涙で滲んだのも全部ももちの演出だったんだなと感じました。
私はももちに3つの魔法をかけられました。
1つ目は「もちもち」と聞いたら「ももち」と言いたくなる魔法です。
テレビの食レポでひたすら押していた「もちもちももち食感」は視聴者に強烈なインパクトを残し、もはやもちもち食感ではなく、もちもちももち食感という新しい概念をこびりつかせてくれました。ヒルナンデスでもちもちももち食感をゴリ押しするももちを見れないのがすごく寂しいです。
2つ目は謝ることを気楽にしてくれる魔法です。
謝らなきゃいけないのに気乗りがしないときには「申し訳ありません」と言いながら心の中で(許してにゃん♡)もしくは(ごめんなさいね♪)と思うことで、人間関係・仕事を円滑に進めることができました。これからもこの言葉たちを胸に謝りたいと思います。
3つ目は自分を奮い立たせてくれる魔法です。
ももちが卒論&実習&武道館公演で頑張っているんだからファンの自分が頑張らないとももちに顔向けが出来ない!と自分の将来を真剣に考えました。ももちはアイドルとしてのパフォーマンスだけでなく後輩の指導もしてるんだから、自分も仕事に真剣に向き合わなきゃ!と考えさせてくれました。正に背中で語る人間です。私の尊敬する人は、ももちです。かっこいい生き様を見せてくれたももちのファンとして恥じぬようこれからも魔法にかかり続けます。
ファンのお陰で世界一しあわせなアイドルだったとももちが語ってくれ、それだけで私には生きてる価値があったと感じられました。私が応援できたのは15年の内のほんの数年でしたが、ももちのファンになれたことを誇りに思います。長い間アイドルを続けてくれて、私にファンになるチャンスを与えてくれてありがとうございました。
6月30日のステージを見て、ももちはカントリーガールズの後輩を本当にかわいがっていて、後輩はももちを本当に慕っているのが伝わりました。ももち先生と教え子1期生、かわいくて愛に溢れた最強のグループです。これからはももち先生の代わりにファンがメンバーたちを褒めまくって成長を見守ります。
ちなみに、嗣永桃子卒業メモリアルのDVDがカントリーガールズのグループの良さを最高に詰め込んでいたので、通販で再入荷したら全人類に購入を勧めようと思います。
15年間ありがとうももち。
ももちの人生はこれからも薔薇色です。