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戸惑いの惑星観劇「トニセンは実在した」

戸惑いの惑星千秋楽おめでとうございます!!

感動の連続でこれは感想を書き留めておかなければ!と思いつつ、1ヶ月の時が経ってしまいました。舞台の感想を書く予定でしたが、演劇に関するの感想というよりもグローブ座に対する感想が大半を占めてしまうというまさかの事態。

後半ネタバレもあるので許せる方ご覧ください。

 

 

ジャニーズ初めての舞台

私がV6のファンクラブに入って初めて当選したチケット、それがトニセンの舞台戸惑いの惑星でした。

 

私が持っていたこの舞台の事前情報は

・出演は主にトニセンの3人

・トニセンの楽曲が使われている

・バンド生演奏らしい

・なぜかポスターが上半身裸

以上4点。

この情報から戸惑いの惑星がどんな舞台になるのか想像してみたけど、全くわからない…。こっちが戸惑う…。舞台の全容がよくわからないまま当日を迎えました。

 

ジャニーズ御用達の東京グローブ座ということですが、普段観劇といえば6月に池袋サンシャイン劇場へ行くことしかしてこなかった私にとって、東京グローブ座は初めての会場でした。というか、ジャニーズの舞台自体が全くの初めてでした。

それなのに!!ファンクラブのS席という値段設定にも関わらず2階席と言う仕打ち!!なんてことだ!!

席運の悪さに愕然としていると、グローブ座経験者からは「2階でも全然遠くないから!!双眼鏡要らないから!!」との情報が。

天下のジャニーズ御用達のグローブ座で双眼鏡が不要なわけないだろ~、ジャニーズは基本的に肉眼で見えないだろ~、と信じていなかったので、ニトリ文化ホール2階席用に買っていた10倍の双眼鏡を持参。そう、譜久村聖ちゃんと小田さくらちゃんのアイコンタクトを目撃できた双眼鏡です。(前々回記事参照)

ほら、せっかく行ったのに見えなかったら困るからさ。万全の準備に越したことはないじゃないですか。

 

グローブ座自体が初めてなので、迷わないように下見を。Googleマップに案内されたところにはグローブ座らしきものは見当たらず。人っ子一人いないとは正にこのこと。

私たちの目の前にあるのはボロッちい建物。

 

「え、あのなんとも言えない古い建物がグローブ座なの?いやいや、天下のジャニーズ御用達のグローブ座がこんなボロっちいわけな…(半裸ポスター発見)ほんまや!!」という明石家さんまさんばりのひとりツッコミをしてしまうくらいレトロな会場。

後で気付いたのですが、下見したのは裏口だったようで、舞台見に行きそうなお姉様方に着いていったら特大ポスターのある立派な入り口にたどり着くことが出来ました。ロビーもキレイで素晴らしい会場でした。

 

ワクワクしながら入場して、1階席を横目に見て思ったことは、

 

「え、1階席近すぎない?」

 

最後列より更に後ろの扉から見ただけで長野くんのチャームポイントは泣きボクロが確認できそうな近さ。

一番前の人はトニセンが登場した瞬間に神々しさのあまり消し炭になるか、終演後に動かなくなってる?と思ったら心臓が止まっていた、なんてことが起きてもおかしくない近さ。おそらく百戦錬磨の達人レベルでなければあの激近の席に座ることは出来ない。

 

そんな1階席に羨ましさと恐ろしさを感じながら自分の席を確認。2階席の2列目。

まあ、初めてにしてはチケットがとれただけでも上出来よね、最初から1階席が良かったなんて言ったらバチが当たるもんね、と自分に言い聞かせて座る座席を確認。

 

あれ?2階席、近くないですか!!!??

実質、舞台との距離10mくらいじゃないですか!!!!??

私、ゴムゴムの実食べてたらトニセンに触れちゃうんじゃない!!!!??

と思うほどの近さ。

会場は半円形でハロプロ御用達の仙台サンプラザホールをぎゅぅっっっと縮めたような形。2階席でもはじっこの人はかなり近い。グローブ座万歳!!

 

 

 

 トニセンの登場

トニセンの3人が舞台上に歩いてきます。

きた!きた!きた!きた!

私の興奮は最高潮。鼻息が荒いのか息が止まってるのかもはやわからない。

おもむろに開演中の注意事項を話し始めるトニセン。

もう、私の頭は「トニセンが目の前にいる!!」ということでいっぱいいっぱいになり、彼らの注意事項が全然頭に入らず。でも大丈夫、私はお姉さんの影アナを聞いて既に携帯の電源を切っているのだから!腕時計もないのでアラームが鳴る心配もないのだから!

そして、トニセンとの距離が近すぎる!!必死の形相で双眼鏡プレイがわかっちゃう、お前、この距離で双眼鏡使うの!?くらいの距離。

長野くんの泣きボクロをこちらが確認できるだけじゃなく、もしかしたら向こうから私の鼻の下に出来ているニキビもわかっちゃうんじゃない!?ってくらいの距離。

舞台が1階と2階がある構成だったのですが、2階席だと、2階に上がったときのトニセンと目線が一緒になる!!なんて画期的!!

 「2階でも双眼鏡要らない」は本当だった!まあ、使いましたけど。

 

舞台の始まりを一言で表すと「ぬるっ」って感じでした。もはやいつ始まったのかわからない。私は前説を見ていたのか舞台を見ていたのか訳がわからない。これは現実ではないのかと勘違いするほどでしたが、にわかに信じがたかったけど、靴音がするからそこにトニセンがいると確信!!

 

皆さん、トニセンは実在しました!!

 

 

 

トニセンを生で見た感想

メインが3人しかいないのに人物が10人以上出てくるもんだから、一人で何役もやるわけですよ。舞台で鍛えられたのかコントで鍛えられたのか変幻自在のキャラおじさんたちおもしろ素晴らしかった。

 

  • 坂本くん

想像してたより実物は3倍足が長い!beatiful worldの間奏ダンスでは、胴体との比率がおかしくて足の長さに笑ってしまうほどだったけど、実物はテレビ以上の衝撃。腰の高さが異常である。

サングラスにセカンドバッグ持ってきたときは、正にヤンキー昌。それなのに歌声の甘さたるや。これぞ THE ギャップ!!しかも、カーテンコールのときに客演の女性を優しくエスコートするもんだから、くぅ~~~~!!!それはずるい~~~~!!!と身悶えました。さらっとそういうことやっちゃうところが本当にイケメン。

カーテンコールで捌けるときに坂本くんが手を振ってくれて昇天するかと思った…。

 

 

  • 長野くん

長野くんは実物の方が7倍ロイヤルだった。雰囲気が常に優しさに溢れてる。

感動だったのは、女装の長野博を見れたこと。衣装の色は忘れたけど、これが噂のピンクババアか!!!と感動した。一番コントを楽しんでいた気がする。見た目ロイヤルなのにコントに命懸けな長野博尊いわ~~。

はけ際に長野担の友人に向かってお手振りしてくれて、ついでに私にもお手振りしてくださった。

 

  • イノッチ

一言で言うと、末っ子感がすごい!!40歳のいい大人に末っ子というのが適切な言葉ではないかもしれないけれど、トニセンのなかにいるイノッチは末っ子丸出しでかわいい。

あと、イノッチ声優とかできそうだよ。教授役で髭もじゃで出てきたときは、あさイチ番に「おはようございます」と聞いていた声と全く違ったから、客演の人かと思ったよ。アニメーションでおじいさん役来ないかな。

 

 

 総じて舞台の感想

舞台装置、生演奏と豪華な舞台でした。初めての経験過ぎて、ジャニーズがすごいのかトニセンがすごいのかよくわからなくなりました。ただ、素敵な舞台だったということは言えるのですが、気持ちがフワフワして記憶があまり保たれておりません。

足音でトニセンの存在を確認したはずなのに、終わったあとは夢心地で、「本当にあの場にトニセンいた??」「もしかして、まだ長谷川の小説のなか??」「もしかしてVR先取っちゃった??」「集合的無意識のなかにいる??」と暫し混乱していました。

 

不惑という楽曲の良さを改めて感じ、オレキミの新たな解釈に胸を打たれました。不惑を初めて聞いたときも思ったけど、働いてる人は結構心えぐられる曲&舞台じゃありませんでしたる?少なくとも私は過去の期待と現実の自分のギャップを思い、結構えぐられました。あと10年仕事を続けたら更にえぐられること必至。

でも、辛くなったらまたみたい、この舞台を見て自分を奮い立たせたい、そんな舞台でした。だからこそ映像化をお願いします~!!こんなどうでもいいブログで書いただけでは仕方ないと思い、アンケートにも映像化を希望している旨を書いてきましたが、正しい請求先だったかはわかりません。

 


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パンフレットの写真&文字量が多くて、色んな雑誌をまとめました!的な冊子になっていて驚きました。これで2,000円なら安い…。

裸もシックなスーツもよいけど、個人的にはニット着ている写真が好きでした。ニットのフワフワおじさんかわいいな。

 


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念願のマグカップも買えて良かった!!癒し!!