【前半】一年越しのライブセットリスト
社会人になってからの私は、雨ニモマケズ風ニモマケズ豪雪の北海道にも炎天下のグッズ列にも負けぬ丈夫(とは言いきれない)身体をもち、毎月のようにライブに通っていました。一般の人以上の頻度でライブに行っていた私ですが、感染症流行の煽りを受け、2020年2月11日を最後にライブに行くことが出来なくなってしまいました。
当選確率が低い中で奇跡的に当選したひなフェスも、モーニング娘'20の春ツアー4公演分も、念願のつばきファクトリー単独の中野サンプラザ公演も、ふなっき最後のツアーも、全て無となりました。 振り込んでいたお金は郵便為替となって私のもとへと舞い戻り、かつてない頻度で郵便局に通い詰めました。同行者の分もチケットを購入していたため、気付けば返金額は10万円以上となり、特別定額給付金の金額を超えていました。 金額を突き付けられると、こんなにライブにお金をかけていたのかと思い知らされ、一人で乾いた笑いを漏らしてしまいました。
この大混乱の状況でオンラインライブや中継という様々な手段を使ってパフォーマンスする姿を見せてくれたことにはとても感謝しています。しかし、ライブというのはその場でしか味わえない高揚感というもの感動を体験できる貴重な場です。 この1年間ライブに行けなかったことで私のライブ欲は高まりきってしまい、パフォーマンスするアイドルを見る度に涙が止まらないという謎のスイッチが入るようになってしまいました。
前のようにライブができるようになった時のため、このライブが見たい!このパフォーマンスが見たい!この曲をライブで聴きたい!!という妄想が抑えきれず、セットリスト考えちゃいました!的なブログを書くことにしました。欲望が抑えきれなかったときはブログを書くに限ります。
ここからようやく本題に入ります。いつもながら長い前置き。
ちなみにイメージは武道館で センターステージとメインステージの二つがあるイメージです。
- M1.みかん(モーニング娘。)
- M2.初恋サンライズ(つばきファクトリー)
- M3.ドンデンガエシ(アンジュルム)
- M4.ニッポンノD·N·A(BEYOOOOONDS)
- M5.Wonderful World(Juice=Juice)
M1.みかん(モーニング娘。)
1年ぶりのライブ開幕1曲目にふさわしいのはモーニング娘。のみかんでしょう。この曲を聴けば人類皆が笑顔になれます。朝日のように爽やかでキラキラしたイントロの時点で「みかんだーーー!!!」と発狂し、号泣。 オタクの╲オイ!オイ!╱のコールの熱さにに、号泣。「何度も夢を見てきた」と歌う佐藤優樹ちゃんの歌に止めを刺され激しく同意しながら、嗚咽。そうそう、このライブの光景を待ちわびていたんだよ…と涙を流す自分しか想像できません。
モーニング娘。のパフォーマンスの素晴らしさとライブの熱さに、私は今生きている…と感動に身を委ねていると、突然明瞭に歌詞が聞こえてきます。
積極的に生きるんだ人生は一回
生きることだけに一生懸命になってきていたけれども、この歌詞を改めて噛み締め、ジーンと心に響き渡ります。つんく♂さんありがとう。
おすすめ映像
ハロ!ステ#120
14分42秒~(モーニング娘。'15 コンサートツアー春 GRADATION 日本武道館公演)
「人間皆好きになれ人生は一回」の徐々に上がるサイリウムに感動で胸が震えます。人付き合いが苦手な私も人間皆好きになれるんじゃないかって錯覚に陥るほどです。
客席と同じ位置にカメラがあり、サイリウムの海の中にいるモーニング娘。は、ナウシカのように幻想的で美しい。我々はナウシカを支えるオウムの触手だったです。ほっぺたを真っピンクにしながら笑顔で歌い、踊り狂う天使ちゃんことモーニング娘。がとても愛おしくて更に泣けてきます。涙腺が馬鹿になっている。
M2.初恋サンライズ(つばきファクトリー)
「眩しい朝にwow wow チャンス」ときたらサァ↑↑↑ンライズせずにはいられません。みかんの最後のフォーメーションと初恋サンライズの最初のフォーメーションが ほぼ一緒という発見をしてから、メインステージでみかんを終えたモーニング娘とセンターステージで初恋サンライズを歌い始めるつばきファクトリーという立ち位置の妄想が止まりません。
「サンラアアアアアアイズ」という闇に差し込む鮮烈な朝日のような歌声にテンションがブチ上がり、日本の夜明けぜよ!!と叫びたくなります。
サンライズ 何かが始まる予感
熱く鼓動かき鳴らしてゆくの
の歌詞にここから世界が動き出していくようなワクワク感が止まりません。 かっこよくキメめながらも楽しくて笑顔になってしまうつばきファクトリーに、また恋をしてしまいます。
おすすめ映像
アプカミ#70
4分11秒~(Live at 中野サンプラザ 2017/5/5)
サビの「サァ↑↑↑ンライズ」になる度、引きの映像になり、客席を映したくなるスイッチャーさんの気持ち、とてもよく分かります。一斉に飛び上がる圧巻のサンライズジャンプを2階後方のファミリー席で見た時の感動は忘れられません。セリフ聴く時間のくるぞくるぞというドキドキ感と、今だ!!と間髪入れずにサンライズでジャンプして緊張が解かれた時の快感、最高です。
ジャンプが禁止になってからはサンライズ屈伸となってしまいましたが、それでも一斉にサイリウムが上がる光景に何度も感動します。自分もサンライズジャンプ(屈伸)に参加することで景色の一部になれた気がしました。
M3.ドンデンガエシ(アンジュルム)
初恋サンライズのギターがギュイーンと終わり、ドンデンガエシのギターがギュイーンと始まるの、なんかかっこよくないですか?
ウイルスに対して反骨精神バリバリの私たちは「このままでは終わらせない 」 という気持ちを╲かみこー!!!!╱という声援に替えて叫びたいと思います。
やがて夜が明けて朝が目覚め
闇に光差すようなイメージで
という歌詞とアンジュルムのパワーにこちらも負けたくないと張り合ってしまいます。いつだってアンジュルムのライブは戦いなのです。
おすすめ映像
アプカミ#99
18分52秒~(Live at 中野サンプラザ 2017/11/11)
メンバーの 力強い歌声とたけちゃんの「まだまだ行くぞー!!」に煽られたハロオタの元気なコールがライブを相乗効果で盛り上げます。 アンジュルム のライブは戦いであり共同作業なのだと感じる曲がドンデンガエシです。 落ちサビの「やがて夜が明けて」で狼のような鋭い目付きで一人ずつアクセントをつける所がどのライブを見ても戦闘力高い。アンジュルム、好き。
一時期やっていた左右半分に分かれてやっていた振りコピがとても楽しかった思い出があります。メンバーカラーのサイリウムを持つことがライブのデフォルトというハロプロのライブにおいて、推しの部分で振らないというのはかなり革命的だったと思います。 初めてのコンサートにきた人が仲間に入れ、一体感を味わえるというのはとても嬉しい経験であり、更にハマっていく要因になり得るのかなと思います。
M4.ニッポンノD·N·A(BEYOOOOONDS)
ドンデンガエシの熱量が冷めないうちにもう一発盛り上がりたい。そんな時にはハロプロの希望ことBEYOOOOONDSちゃんです。平井美葉提督の「Hey Yo!1億2600万人のジャパニイイイズ」という掛け声に目と耳と心が奪われれば、ドンデンガエシが終わって一旦落ち着いた気持ちも一気に振り切れ、盛り上がる準備が出来たも同然です。平井美葉提督に「 そんなジャパニーズの今と未来このままでいいの?」と言われたら、そんなわけない、の気持ちを込めて╲ニッポンノD·N·A!!!╱と大声で叫びます。
おすすめ映像
ハロ!ステ#300
7分20秒~(上野学園ホール 2019/7/13)
サビの盛り上がりと「Hey!everybody」でビシッと揃うサイリウムが美しく、控えめに言って振りコピが楽しすぎます。
BEYOOOOONDSちゃんの主張に私は大声で╲なーにー!!╱と 叫んだとき、自分の学校にV6が来なかった悲しみを昇華出来た気がします。学校へ行こう世代、共感して。
M5.Wonderful World(Juice=Juice)
BEYOOOOONDSちゃん達が力強い拳で 心臓を捧げよのポーズをした後にJuice=Juiceはその拳を掲げ、この世界の素晴らしさを訴えかけます。 なんて壮大な世界なんだ。
フツーってさ人それぞれあるけれど
あなたに出逢えたから
この世界はスバラしいよね
なんて大きな愛に包まれているの
という歌詞は 普通を失ってしまった 今だからこそ響くものがあります。普通って本当に素晴らしい!!普通よありがとう!!アイドルへの出会いにありがとう!!ライブを見れるこの世界よありがとう!!と感謝しながら満面の笑みを浮かべながら涙を流すように思います。
ハロ!ステ#116
12分02秒~(中野サンプラザ 2015/5/2)
一緒に踊れる簡単な振り付けが感動を生む説はまた実証されてしまいました。 サビに入ると同時にカメラが全景に切り替わり、サイリウムが入り込みます。カメラマンやスイッチャーなどスタッフさんもこの光景に感動してしまったからではないかと思います 。ラストLALALAのメンバーと客席の一体感は感動的です。オタクはアイドルに 似るのか、Juice=Juice familyの人たちは歌が上手い印象なので、Juice=Juiceとオタクのマリアージュ、大合唱を現場で体験したいです。
会場が一体となり、ハロプロって最高と感動で胸がいっぱいになったところでライブ前半は幕を閉じます。
長くなってきたので…、後半へ続く(CV.キートン山田)