ぱやぱや

好きになった人が好き

アイドル好きがQuizKnockにハマった話

 

 

こんにちは。

 

突然ですが、皆さんはQuizKnockをご存じでしょうか?私はここ1ヶ月程でどハマりしてしまいました。どハマりして思ったことを残しておこうと思い、このブログを書いています。

 

 

 

 

そもそもQuizKnockとは?

QuizKnock(クイズノック)は、クイズを題材とするWEBメディア、YouTuber。「身の回りのモノ・コトをクイズで理解する」をコンセプトとし、東京大学などの卒業生及び現役生により運営されている。略称はQK。

Wikipediaより)

 

要するに頭良くてクイズが好きな人たちの集まりです(超ざっくり)。そしてこの人たちは頭良いのレベルがえげつない。なんてたって日本の最高学府である東京大学に入学出来るくらい学力を持った人たちの集団ですから。東京大学「など」と書いているので、もちろん他の大学の方もいらっしゃいますが、この方々もえげつなく賢い。

2017年4月から活動をされているようなので既にご存じの方は何を今更という感じでしょう。私だってもっと前から知りたかったと毎夜歯ぎしりをしながら眠りについています。

 

 

私について

過去の記事を見ていただいてわかるように私はアイドルが大好きな人間です。ハロー!プロジェクト、V6、JO1、OWVと魅力的なアイドルにかわいい!!かっこいい!!と叫び散らしながら楽しくオタ活しております。

アイドルは本当にすごい。パフォーマンスという1つのものを極めた姿は本当にかっこ良く、それを仕上げるまでの過程も楽しめる。アイドルから発せられる一瞬のエネルギーを感じて自分も頑張ろうと鼓舞される。こんなに心動かされる趣味はありません。

そんな感じでアイドルの新曲、動画、メディアと忙しく追っかけてばかりいた私が今はQuizKnockを楽しんでおります。なぜなんだ。

 

 

出会いは突然

私とQuizKnockの出会いはとある動画です。東大生がカンニングして合格点をとれるか、という説明だけを聞くと炎上必至の動画。地上波では企画段階でBPOに引っ掛かり放送すら無理なのでは?と思われる文字列。しかし、QuizKnockという集団は炎上必至と思われる文字列でもコンプライアンスを徹底的に守り、腹を抱えるほど笑える動画にしているのです。天才か。

百聞は一見に如かず、まず動画を見てください。


https://youtu.be/eCgDWp1M2Qg

 

「Crazy完全な天才ばかりのこの集団はなんなんだ。」視聴後に私の頭を支配していたのはこの言葉でした。

常人では思い付かないカンニング方法をする人、だいぶぶっ飛んでいるのに前者のお陰で親近感すら沸いてるカンニング方法をする人、最後にかっさらっていくすごい人。

なにがなんだかわからないことの応酬でジェットコースター後のように呆然としながらも、このコンテンツに面白さを見出だしてしまいました。

アイドルの動画ばっかり見ていてなぜこの動画が関連に出てきたのかは未だに不可解ですが、奇跡的な偶然によりQuizKnockの面白さを知ってしまいました。

 

 

頭良いのにぶっ飛んだ集団だとグルグル渦巻いている間にYouTubeの自動再生という機能により次の動画が再生されます。そこで「朝からそれ正解」というこれまたぶっ飛んだ動画と出会います。

リンカーンというダウンタウンがMCを務めていたバラエティー番組を見ていた世代にはタイトルに聞き覚えがあるでしょう。「❮に❯で始まる美味しいものと言えば?」というようなお題に対してプレゼンをし、その場での正解を導き出すというものです。この問題に対して「肉」という解答だけで終わらないのがQuizKnockの人々。それぞれが提出するものは頭が良すぎてぶっ飛んでいるし、なんなら初めて知る言葉も出てきます。この世の中には私が知らないことがたくさんあるんだ、その全てを知ってみたいとジン=フリークス(漫画HUNTER×HUNTER主人公ゴン=フリークスの父)のように思ってしまいます。

 

こちらも百聞は一見に如かず、まず見てください。


https://youtu.be/gm_3YwOvCMo

 

知らない言葉が出てきているのに他の人が爆笑し、更に他の人が解説をし、更に他の人が反論を唱えるという摩訶不思議な動画。私は神々の遊びを覗き見ている感覚になります。

 

この2つの動画を見て、頭が良いというのがエンタメになるんだ!という驚きと面白さを感じました。何この新感覚。トルコ風アイスに初めて出会ったとき並みの衝撃を受けます。

 

 

伊沢拓司『勉強大全』を買う

ハマるととことん知りたくなるオタクの悲しき性。そんな私が当然たどり着いたのはQuizKnock CEO伊沢拓司という人物でした。

QuizKnockのサブチャンネルでやっているラジオを聞き、この人の考え方が面白いと感じました。自分の考えを順序立てて分かりやすく言葉にしてくれるので、私には思いも付かないようなこんな考え方も出来るのかと知ることが出来ました。

 

もっとこの人の考え方を知りたいと思い、受験生でもないのに『勉強大全』という彼の著書を購入するに至りました。煩悩、本能、オタクの行動力たるや。

 

 

この本では勉強する意味、勉強方法の一例、大学に行く意味など色んなことが書かれています。

大学受験をした人には「あるある~」と思える部分を言語化してくれています。私は彼ほど勉強を極めたわけではありませんが、自分が経験したことが一般化され言語化されているのを読むのは面白い感覚でした。あと、自身の勉強法があくまでも1つの選択肢であるという伊沢拓司の一貫した考え方が今の自分には心地よくて合っていました(選択肢と伊沢拓司で韻が踏める)。

 

ぶっちゃけ、この本にもっと早く出会いたかったです。

中学生の時に出会えてたら何のために勉強するのか考えられただろうし、大学受験前に出会えてたら大学で何をするかをもっと考えただろうし、資格試験前に出会えてたら色んな勉強法を試してみれただろうと思います。出版が2019年2月なので私のタイミング的にその願いは全て叶わないわけなのですが、今の自分ももっと勉強したいと思えたので、この本を読んで良かったと思いました。

 

調べてみると伊沢拓司という人間はやたらテレビに出てるし、雑誌のインタビューも受けてるし、QuizKnockの仕事もしてるしで、クソ忙しく働いている人だと知りました。こんなにテレビに出ていたのに、自分の興味関心に入っていないとこんなにも気付けないものなのだと世紀の大発見をしました。

 

 

おすすめ動画

さて、伊沢拓司の『勉強大全』おすすめブログみたいになってしまいましたが、話をQuizKnockに戻しましょう。私が学びを面白いと思えた動画をいくつかご紹介します。

 

自由研究

東大生なら1時間で自由研究を出来るかというこれまたぶっ飛んだ企画。実験をするだけでなく、まとめるまでが1時間、その後発表会があります。そんなぶっ飛んだことをやってのけ、更に研究の面白さも教えてくれる。素晴らしい動画です。


https://youtu.be/1yWZfDECWS0

 

ただ1時間でまとめるだけではなく、気付きや今後の研究の展望、出典が研究において重要であることを教えてくれるありがたい動画です。須貝さんの実験動画はどれも参考になるし、自分の予想通りにならなくても「これは新しい発見だ!」と喜び、なぜそうなったのかを分析する姿が研究の面白さを教えてくれます。さすが東大大学院博士課程。

 

 

究極の2択

「お金か友情か」のように究極の2択、つまりフィフティフィフティになるような選択肢を考えた人が勝ちというゲーム。フィフティフィフティになる結果を見るのも面白いのですが、その選択をした考え方がわかるのがとても興味深い。


https://youtu.be/teSrQJxbNH4

須貝さんと山上さんの選択は彼らの研究に対する考え方を知れて、とても興味深いなぁと思いました。大学とは研究をする場であるという勉強大全での伊沢さんの言葉が身に染みました。

 

クイズ

もともとクイズ好きで繋がったメンバー。クイズを好きな彼らがクイズに答える姿を語弊を恐れず言うと化け物の一言につきます。問題文の半分も聞かないで╲ピンポーン╱って押せるのが化け物以外なんなのかわかる人は教えてほしい。更に、なぜその問題がわかったのかという解説をしてくれるので化け物の思考回路を理解できる気がして嬉しいです。

クイズのなかでも色物企画で◯◯王決定戦という東大王をもじった動画が好きなのですが、そのなかでもリア王がおすすめです。


https://youtu.be/WlgTG9n9cwA

リア充=リア王という発想がCrazy完全な天才です。

 

 

アイドルとQuizKnockの共通点

大前提として、私は共通点を見出だせるほどアイドルに精通しているわけでもQuizKnockを知っているわけでもありません。ただ、私がこの2つにハマった理由に共通点はあると感じました。

1つ目は何かを極めていること。パフォーマンスや学問など、何かを極めた人、プロ、超人はとってもかっこいいと感じてしまうようです。自分のなかでは音楽や勉強というのは経験したことがあることなので、親近感からよりすごさをより感じる存在なのかもしれません。

2つ目は何かを実現しようとしていること。世界で活躍するグループになりたい、パフォーマンスで世界平和を実現させたい、勉強やクイズの楽しさを広めたいなど何かを目標を掲げて実現していく姿をとてもかっこ良く感じるようです。

全く共通点がないと思えるものも、どうやら私のハマる要素を持っていたようでした。これまた世紀の大発見です。

 

 

QuizKnockにハマって

 

私は普段からハマりやすい人間です。高校時代は友達に借りたHUNTER×HUNTERにハマり新刊を買いました。モーニング娘。のライブに行って『ハイキュー!!』をアイドルが勧めていて全巻購入しました。モーニング娘。が出るテレビ番組にV6が出ていてFCに入りました。GYAO!に登録していてたまたま目についたPRODUCE101JAPANを毎週見ていました。どれもこれも素敵なコンテンツだったので、何事もきっかけがあればハマってしまうのが私の本能なのかなぁと思いました。

 

QuizKnockに出会って私は学ぶって楽しい!ってことを思い出しました。

彼らの記事や動画を見てアメリカ大統領選とか社会で話題になっていることを気にするようになりましたし、オフィーリアなどわからない語句をそのままにせず調べるようになりました。気になった本を買ったり、積ん読になっていた本を読んだりするようにもなりました。普段からそれらをやっている人には当たり前のことかもしれませんが、私にとっては大事なきっかけでした。

幸いにもYouTubeの動画もweb記事もたった1ヶ月では目を通しきれないほど豊富で更に毎日更新されるのでまだまだハマる日々は続きそうです。

 

今の学生さんにとってQuizKnockはこの世の色んなことを知る楽しさや大学生になって学ぶことの楽しさを身をもって教えてくれる身近な先輩的な存在なのだと思います。そのくらい身近なのに、最高に賢い人たちから教われるYouTubeのすごさを実感します。だって、私が高校時代に東大生の話を聞けることなんてなかったぞ?(十数年前の話。恐ろしい。)

学生時代にQuizKnockに出会えたら勉強が楽しくなっちゃってどんなに良かったろうと思うこともありますが、勉強は一生続くものだから社会人となった私でも出会えて良かったです。平均健康寿命を考えても今の年齢の倍は生きる可能性の方が高いようなので、今得た学びの喜びを覚えていたいと思います。

 

 

どうやらQuizKnockには文章を書くのが楽しくなる本とやらが発売されているようです。

 

 

私のブログ更新頻度が上がったらその本を読んで文章を書くのが楽しくなっちゃったのかもしれません。気長にお待ちください。