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GET SET,GO!感想~アラサーにモーニング娘。が刺さりまくるんじゃあ!!~

飯窪春菜ちゃんの卒業から早1週間。ようやくネタバレ含んだ感想を書けるー!と喜んだものの、忙しさにかまけて感想を書けずにいました。

Blu-rayが出る頃、DVD MAGAZINEが出る頃に「ここ良かったなー」「ここ泣いたわー」としみじみ振り替える為にも、感想を残しておこうと思います。

 

ちなみに、私が参加したのは10/28仙台公演昼夜、12/15武道館公演、12/16武道館公演でした。

仙台公演はFC先行にも関わらず2階、3階…。モーニング娘。仙台サンプラザホールでも狭くなってしまったのか…!と己のチケット運を恨みました。

12/15武道館公演は初めての立見席。前列の人の隙間(腰の辺り)からビジョンに映ったメンバーを双眼鏡で眺めるという、野鳥の会もビックリの双眼鏡プレイしかなす術がありませんでした。

12/16は奇跡的にFC先行で当たったファミリー席での参加でした。前日とはうって変わって見晴らしが良く、私の視界を遮るものは何一つありませんでした。人と人との隙間を探すために屈伸運動をする必要もなく、席運をここで使いきってしまったと思いました。

 

そんな席から参加した全4公演の感想です。メンバーからも話があったように、今回のセットリストは、今のモーニング娘。打ち出したような攻めたセットリストだと感じました。

特に思い入れのある曲について残しておきます。

 

Tokyoという片隅

デレレレレーンのギターイントロから「やったー!!優勝!!」ってぶち上がりながらも間髪入れずに\オイッ!/ってコール入れたのは、我ながら染み付いているなーと感動しました。

工藤遥ちゃんの「いくつ知ってるの?」のパートを誰が引き継ぐんだろうと思っていると、羽賀朱音ちゃんがビジョンに、どアップで映し出されている。あかねちんだ、と把握するのと同時に\アカネーー!!!!/と渾身のコールを入れました。コールというか、泣き叫んでいた。羽賀朱音ちゃんがドヤ顔でソロパートをキメたあの瞬間、鳥肌が立ちました。

Tokyoという片隅そうじゃないは、初ツアーでは特に強く印象に残らなかったけど、ツアーを重ねるにつれハマっていった2曲でした。ライブを重ねるごとにパフォーマンスのお強い感じが増していく。この2曲が続くということが個人的に熱いセットリストでした。

Are you Happy?からの衣装、ライダース&アシンメトリースカートが強めで最&高!!!!今回の衣装で1、2を争う好きな衣装でした。この衣装のときは強めの曲が多いのですが、森戸知沙希ちゃんが暗殺者(アサシン)の目をしているのが大変熱く、公演直後にこんなツイートを残していました。

新境地で新たな才能を開花してしまった熱い展開に、森戸知沙希というドラマを感じていました。

 

Only you

ピアノのイントロから始まるOnly you好きすぎますよねー。小田さくらちゃんと譜久村聖ちゃんの癒しの歌声で始まるOnly you愛おしすぎますよねー。途中からサイリウムもビートを刻み始めるOnly you素敵すぎますよねー。「貫いてね」からバリバリ踊り始めるOnly youかっこよすぎますよねー。

譜久村聖ちゃんが抜群にかっこよくて痺れました。2016年のMY VISIONツアーではあたたかい、包み込むような母性を感じていましたが、今ツアーは大黒柱として守らねばならないという父性を感じました。Only youはふくちゃんのテーマソングだと仙台公演で確信しました。

 

しかし、武道館公演飯窪春菜卒業スペシャルでその確信は覆されるのです。

Only youのサビに入ってから飯窪春菜ちゃんの驚いた顔のアップがビジョンに映し出され、何が起きたかわからないままにステージ全体を見ると、メンバーが飯窪春菜ちゃんの方を見て歌っているではないですか…!

状況を把握するのにワンテンポ遅れたオタクの耳に届いたのは、紛れもないモーニング娘。'18の歌声。

 

愛しの君へ

一途な I Love You

大丈夫 たとえ迷っても

諦めないでね

 

愛しの君へ

無限の Yell for you

ちょっぴり 幼いけれども

揺るがぬこの想い

「君を守る」

譜久村聖さんのこの一言でやっと現実に戻ってこれました。

飯窪春菜ちゃんの方向いてのこの歌詞はダメだ…。歌詞を噛み締めるほどに私の目から涙が溢れ、無限のYell for youあたりで「うっ、ううっ…」と嗚咽が漏れていました。

サビの直前までは、「ビートを刻むファンのサイリウム綺麗だなー」「横山玲奈ちゃんのソロパート今日も素敵だなー」「外はねめっちゃかわいいなー」とか呑気に振りコピしてた自分、号泣するからカクゴして!

譜久村聖ちゃんの素晴しさは相変わらずだけれども、モーニング娘。'18の力が結集されて譜久村聖ちゃんが代表して飯窪春菜ちゃんを送り出す力となっていると思いました。こんなの、セーラームーンの最終回かプリキュアの映画でしか見たことねぇよ!!「「「「「はああああああ!!!!」」」」」ってパワー送ってる姿にしか見えなかったよ。

2018年秋ツアーのOnly youは後世に語り継ぐべき伝説のパフォーマンスとなりました。

 

邪魔しないで! Here we go!

冒頭のWはるなでやっていた台詞を飯窪春菜ちゃんが一人でやっていましたが、重い!重すぎる!!卒業セレモニーで本人も自分は重い女だと言ってましたが、つんく♂曲のセリフをこんなに重く出来るのは飯窪春菜ちゃんしかいないと思います。現役メンバーで見ることは出来なかったけど、As for one dayのセリフも激重でやってくれそう。

この曲はコールとかが無いので見入ってしまう曲なんですが、とにかくダンスがすごい!!小田さくらちゃんって歌の印象が強いんですが、この曲のダンスの艶かしいこと!!小田さくらちゃんに限らず、メンバー全員艶かしダンスやっているとは思うんですが、私は小田さくらソロアングルカメラと化していました。近くで譜久村聖ちゃんが踊ってると、「え、みじゅきもやばい…。」と目で追ってしまう自分がいました。

この曲の前奏と間奏、人前に出して大丈夫?ファミリー席にちびっ子いるけど大丈夫?と心配するレベルで色っぺー!!この気持ちは2017年V6ONESコンで披露されたカミセンのGet Nakedを観た以来の気持ちでした。この曲だけでもいいから、全員分のソロアングル出してくれないかなー!!!(大声)

Only youとはまた違ったタイプのお強いモーニング娘。を見付けてしまいました。

 

今すぐ飛び込む勇気

イントロが流れた瞬間、「水鳥ーー!!!」と叫んでしまいそうだったので、グッと堪えても「あ、あ、あああ!」と漏れ出てしまうくらいの衝撃の一曲でした。結局帰り道で抑えきれなくて友人と「水鳥ーー!!!」と叫んでしまったんですが。

忘れもしないMY VISIONの札幌振替公演、伝説となった2017年1月22日以来聞くことの出来なかった幻の曲となっていました。しかも、そのときはメインで歌っていた佐藤優樹ちゃんが腰の療養のためにお休みだったので、きちんとした形で聞くことが出来ず(そのお陰で野中美希ちゃんが活躍して伝説となったのもありますが)。何より、回替り曲だったためにBlu-rayになっていない!!そんな悔しさも有っての久しぶりの水鳥、嬉しくないはずがない!!嬉しすぎて記憶がぶっとんでる!!

今回も回替りでしたが、せっかく武道館でやったので特典映像で残してください。嬉しすぎて記憶に残ってないんです。お願いします、お金なら出します。

 

Go Girl~恋のヴィクトリー~

カーンカーンという鐘の鳴るイントロで高まった~~!!っていうか、叫んだ~~!!なぜなら、私が青春時代テレビの前で踊りまくっていた曲だからです(年齢がばれる)。同行者に「振り完璧だったね」と言われる位には細胞レベルで染み込んだ曲でした。私がモーニング娘。のファンになってからは鞘師里保ちゃん卒業のカウコンかハロコンのシャッフルのときにしか出会えなかった曲だったので、余計にぶち上がりました。

Go Girlにたどり着くまでの曲がそうだ!We're ALIVE(updated)、LOVEマシーン(updated)、ザ⭐ピース(updated)、恋愛レボリューション21(updated)、と、なにこれ、アラサーを殺しにかかってる?と思うくらいアラサーにグサグサと突き刺さるセットリストでした。

これ、友達連れていっても盛り上がっただろうな~とは思いましたが、我々はとんでもないことに気付いてしまいました。全ての曲がupdatedだということに…!

LOVEマシーン(updated)のwow wow wow wowは問題ないとして、ザ⭐ピース(updated)のサビでヒーロー変身前みたいな振付け、恋愛レボリューション21(updated)のtell me tell meでの頬を撫でるような振付け、baby babyのひょっこりはん的な振付けは普通のアラサーの細胞には刻まれていないことを忘れていたのです!!いかに我々がアラサーだとしても、「恋レボの元の振付けってどんなんだっけ?」とひとしきり過去を振り返らなければいけなくなっているのです。2013年から染み付いたupdatedってやつは、こんなに体に馴染んでしまったのかと改めて驚きました。皆さん、オタクと一般人を見分ける指標に使われるかもしれないので注意ですよ。

ちなみに、LOVEマシーンで「どんなに不景気だって~」からソロパートを歌うメンバーの名前をコールするのに、譜久村聖ちゃんの「み・だ・ら・あ~ん」で一気に静まると、えもいわれぬ気持ちになります。(照明も心なしかみだらチックになりませんか…?)

 

恋してみたくて

モーニング娘。には珍しい、かわいくて乙女チックな新曲をライブで発表してくれました。もう、年少組がかわいすぎて、コールを入れるのが本当に楽しかった。始まりが羽賀朱音ちゃんの時点で優勝。というか、この時点で私は羽賀朱音ちゃんにかなり魅了されていることに気付きます。

モーニング娘。のいちゃいちゃわちゃわちゃがかわいすぎて、作詞作曲を2回も見逃すという大失態をおかしましたが、3回目立見席から双眼鏡を覗いて、確かにつんく♂ 平田祥一郎の文字を確認しました。3度目の正直とはこのことか。見付けた瞬間、「つんく♂だー!!」と口から出てしまったので、近くの人はつんく♂さんが武道館に来ていると勘違いしてしまったのではないかと、帰り道で急に不安になりました。そのくらい、つんく♂のかわいい新曲ををモーニング娘。が歌うって私にとっては意味があることなんですよ!!ありがとう、つんく♂!!

 

I surrender 愛されど愛

12月15日になんの前触れもなく発表された未発表曲。生バンドでやってもおかしくないゴリッゴリのロック、作詞作曲つんく♂、この時点で優勝!!と、思っていたら落ちサビで羽賀朱音ちゃんが「ありえっないっ」とソロパートをドヤ顔で歌い放ちました。

「あーーーーー!!!!!」という声とともに膝から崩れ落ちるオタク、目の前にある手摺りにすがり付くことで辛うじて倒れ込むことはなく、ビジョンから目を離ずに済みました。立見席で良かったと初めて感謝した瞬間です。

この事務所、来年のロッキンも視野に入れてるぞ。浪漫~MY DEAR BOY~と一緒に生バンド(ドラムはまことか!?)を従えてひと泡吹かせるつもりだな?と勘繰りました。そして、なんの説明もなく初披露されたあの白衣装はなんだったんだ?さては、ネタバレのないドッキリのつもりか?

本当、あかねちん優勝…(親指を立てて溶鉱炉に沈んでいくオタクの図)って感じで、羽賀朱音ちゃんに射抜かれました。

 

こうやって振り替えると、爪痕を残した曲の多いこと。今からBlu-ray化が大変楽しみです。

 

 

飯窪春菜ちゃんについて

さて、ここまで楽曲についての個人的な思い入れを述べてきましたが、飯窪春菜ちゃんについて書いていきましょう。

飯窪春菜ちゃんは今回のツアー、)り終始いいオンナだったな~と思いました。そう、「女」ではなく「オンナ」だったんです。

卒業セレモニーで披露された黄色いパンツスタイルのドレスは、飯窪春菜ちゃん以外着こなせる人がいないでしょう。その姿は美女と野獣のベルとも、ポケモンのビークイーンともいえる優雅さ。王女の品格を感じました。

そんな美しさを持ちながら

\愛されたい!!/\愛さーれたい!!!/

と叫んで叫ばれて卒業していくなんて、どんだけ重いオンナなんだと思いました。アンコールであまり歌わないわがまま気のまま愛のジョークを最後の曲に選択した意味が有ったら、教えてほしいな~と思うセットリストオタクです。

 

飯窪春菜ちゃんはいいオンナで、皆が頼りにしていたお姉さんだったんだな、とメンバーからの送る言葉を聞いて思いました。

後輩をめちゃめちゃ可愛がって自信を持たせ、オタク仲間として個性を発揮させ、教育係として12期から慕われ、年齢関係なく一緒に悪ふざけをし、人生の先輩として尊敬され、お姉さん組の心のよりどころとして皆から愛されていたのだと思いました。

特に、譜久村聖ちゃんのリーダーとしてのプレッシャーも飯窪春菜ちゃんが軽減してくれてたのかな、とも思いました。きっとファンが知らないところで飯窪春菜ちゃんはいっぱいいっぱい頼られていたんだな~と思いました。
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私には、初めて通販で買ったコレクション生写真で、飯窪さんを引いたという思い出があります。2013年秋ツアーでMoonlight night~月夜の晩だよ~が披露されたとき、「飯窪さんがいいパートもらってる!!」と感動した覚えがあるので、2013年は飯窪さん呼びだったんだと思われます。

時が経つにつれ、飯窪さんからはるなんへと呼び名を変え、はるなんはセンターで「月夜の晩だよeverybody」をソロでかっこよく歌うようになり、綺麗なお姉さんからいいオンナになりました。

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いいオンナを貫いたはるなんのことも、愛するメンバーを送り出したモーニング娘。も、好きで良かったと改めて感じたツアーでした。メンバー同士の繋がりを感じる瞬間に胸が、目頭が熱くなることが何度もありました。どうも、年を取ると涙腺が緩んで仕方ねぇや。

 

おまけ①ハロウィン特別公演について

仙台公演は、ハロウィン直前ということで、メンバーがプチ仮装をして登場しました。


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ご覧の通り、とっても愛おしい。地元仙台出身の石田亜佑美ちゃんはカボチャ3連ととっても張り切っていました。この仮装でのいちゃいちゃわちゃわちゃは、本当に幸せ空間でした。

譜久村聖ちゃんと佐藤優樹ちゃんがハートのついたスティックを「ふくぬらさん、まーもそれ持ちたい~」「ダメ、みじゅきの~」と取り合う様は、国宝級にかわいかった。

そして、こんなにふざけた格好をしているのに、What is LOVE?ではキレッキレに踊るギャップが凄すぎて耳キーンなるわ!!と、私の中のフットボールアワー後藤が叫んでいました。被り物がズレながらもドヤ顔で「ほっほえむでしょうかー?」をキメていた小田さくらちゃんに拍手。

最後のMCで誰かが「こんなにふざけることが出来て楽しかったです」と言ったときに、前に出てふざけ倒していたお姉さん組がとっても好き!!「ふざけてるの年上組だけですよ」って小田さくらちゃんに突っ込まれるまでが一連の流れですよね、知ってます。

ということで、DVD MAGAZINEに収録お願いします!!(大声)

 

おまけ②ファンについて

今回、席運が有ったからなのか、無かったからなのか、今回は会場全体を俯瞰で見ることが出来ました。そのお陰で、気付けたことをツイートしていました。

揃ったサイリウム、ハニー色の会場、全力のコール…。もはやファンは演出の一部、我々も演者であったのだ思える空間でした。お前ら、本当に最高だよ。

 

 

 

では、改めまして…。

 

\はるなん最高!!/

\娘。最高!!/